
こんにちは、どんどん沼にハマっていくmagです。
先日、桜の影に行った際に偶然中学の同級生(この同級生はカメラ歴が長いです)と会い、「とりあえず三脚は買ったほうがいいよ」と言われたので悩みに悩んで「TYCKA TK103」を購入しました!
ざっくり言うと、約1万円で買えるかなりコスパの高い三脚です。中華三脚恐るべし!では、早速レビューしていきます!
目次
TYCKA TK103を選んだ理由
僕が「TYCKA TK103」を選んだ理由はとにかく安くて高機能、コスパが高いという点です。
脚径28mmの安定性
約1万円ながら脚径28mm!
1万円の三脚は脚径23mmが主流のようです。他メーカーでも脚径28mmのものを探しましたが、最低でもTK103より3000円ほど高い。ここで早くもコスパの差が出てきます。
安定性、耐久性を考慮してのアルミ製
プラス3000円で同メーカーのカーボン製が買えてしまうのですが、安定性の為にカーボンより重量のあるアルミ製を選びました。
カーボンは濡れた際の手入れなどが面倒で、手荒く扱ったり、誤って踏んだりしてしまうと割れる可能性があるのが心配だった為です。
登山や頻繁に持ち運びする方は軽さを重視してカーボン製の方がいいと思います。
ボール径36mmで耐荷重も余裕あり
僕はEOS Kiss X9を使用しているので、カメラ本体とレンズを足しても一眼レフの中では最も軽い部類に入ると思います。
しかし今後、高倍率ズームレンズ、さらにはフルサイズ機への移行もあるかもしれないと考えた場合、耐荷重には余裕があったほうが何かと都合がいいです。出来るだけ沼にはハマりたく無いのでw
センターポールの交換ができ、低い位置にカメラを設定できる
同価格帯の三脚ではローポジション用の短いセンターポールが付属しない場合が多く、ローポジションで三脚を構えることが出来ません。
使用する場面は限られるかもしれませんが、低い位置で三脚を使用して撮影できるのは手持ちのカードが増えるので魅力的です。
さらに、センターポールを上下反転して地面スレスレにカメラを構えることも出来たりします。
一脚としても使える
脚の一本は取り外しが可能になっており、雲台を取り付けることによって一脚としても使用できます。
本格的な一脚には敵いませんが、僕のような初心者には全く問題ありません。別途一脚を購入しなくてもいいのは助かりますね。
エレベーターを使用しない状態の全高が高い
エレベーターは安定性が損なわれるため出来る限り使いたくないものです。TK103はエレベーターを使用しない状態で約1323mmとこの価格帯ではトップクラスの高さを誇ります。
この高さは身長173cmの僕でファイダーを覗くのが全く苦にならない高さです。
これほど高機能で約1万円という破格の安さ!
圧倒的高コスパ!お金が有り余っているブルジョアの方は高級品を買うんでしょうが、ワープア地方民の僕には非常に有り難い!
TYCKA TK103の外観
右側がTK103、左側がSLIKのF740です。比べてみると高さや脚の太さがわかります。


最低にするとこんな感じ


センターポールを短いものに取り替えるとさらに低くなります。


センターポールを上下逆に取り付けると地面スレスレに


一脚状態にしてみました。


実際に使ってみた感想
これまで使っていた三脚は約3,000円で購入したSLIKのF740でした。正直これでも三脚としての機能は問題無いと思っていたので、新しい三脚を購入するのは正直、懐疑的でした。
しかし、実際にTK103を使ってみるとやっぱり違うなとw
良かった点
まず脚が太く安定感が抜群であること。
F740ではシャッターボタンを押すと三脚がけっこうブレてしまっていました。このブレは撮影には致命的です。レリーズを使用すれば解決する問題かもしれませんが、ブレが大きいのでちょっとした風でもブレが起きるレベルだと感じました。
TK103では自由雲台の固定力も強く安定感もあるのでブレがほぼ起こりません。もちろんゼロではありませんが、セルフタイマーを2秒に設定するかレリーズを使用すれば問題ありません。風に対するブレもかなり強くなっていると感じました。
実際、夜間の撮影に使用してきましたが、撮れた写真はブレがありませんでした。
全高も高めのため、ファインダーを覗くのがかなり楽です。腰も痛くなりませんw 最低地上高が低いのもいいですね。撮影の幅が広がります。
三脚の重さも気になるほど重くはないので持ち運びも楽そうです。
なにより安いのが最高!マンフロットやベルボンも検討しましたが、同じ性能を満たすものはTK103に比べてかなり割高です。
ちょっと気になる点
付属のケースがギリギリの大きさで、収納時になかなか入らないのが気になります。まあ、殆どケースに入れないでそのまま車に突っ込んでいますがw
あと、クイックシューの脱落防止のストッパーが押し込んだ状態から引っかかって戻りませんw


裏側から付属の六角レンチで押し込んだりすると戻りますが、個体差でしょうか。返品交換するのも面倒なのでこのまま使おうと思っていますが、これから購入される方は届いたらすぐにチェックしたほうがいいと思います。
まとめ


カメラ初心者の僕には、TYCKA TK103はかなり満足度の高い三脚だと感じました。
TK103はトラベル三脚というカテゴリーに入るので、将来更に高性能で脚の太い安定性を突き詰めたモデルを購入したとしても旅行や登山に活躍できそうです。
安物の三脚からもうワンステップ進む為にピッタリな三脚だと思います。上を見ると本当にキリがないですからね。
これで今まで以上に撮影が捗りそうです!