アクションカム・ウェアラブルカメラと言えばGoProがもっとも有名かつ高性能ですよね。
僕は昔、GoPro HD HEROをスノーボードの撮影に使用していました。当時は本当に革新的でとんでもないカメラが出たと話題になりました。その後どんどんバージョンアップしていき、今ではバージョンもHERO 6となり、多数の便利な機能を搭載し、撮影機能も格段にパワーアップしています。
機能がパワーアップするごとに値段もパワーアップ・・・5万円を超える価格は決して安くはないですよね。あの気軽に使えそうな外観とは裏腹に、気軽に購入なんてできないです。
しかし、中国メーカーのGoPro風カメラ(中華GoPro)は性能の割に価格が圧倒的に安いんです!ブランド化に成功した信頼性の高い機種まであります。1万円以下の製品も多数あり気軽に購入するにはもってこい!
今回はそんなコスパに優れる中華アクションカムのおすすめを比較&紹介したいと思います。
GearBestでの購入の仕方は下記のリンク先を参照してみてくだい。
ちなみに僕が使用しているのは「Firefly 8S」です。
目次
アクションカメラの雄「GoPro」に迫る性能と値段のバランスが絶妙
SJCAM SJ7 STAR
GoProのコピーカメラとして登場したにもかかわらず、今ではその性能とコスパの高さからアクションカメラブランドとして確立したメーカー「SJCAM」の最新モデルです。
激安なアクションカムが欲しいけど失敗をしたくない!というかたはコレを買えば問題なし!
2万円代前半で購入可能ですが、驚くべきはその性能。実際に撮影された動画をみると映像はとてもキレイ。そして手ぶれ補正が強力で、とても見やすい動画を撮ることが可能です。
振動の多いスノーボードでも、とてもスムーズに取れているのがわかります。コレ本当に凄いです。4k 30FPS、FHDで120FPSに対応しているのもポイント。スローモーションもキレイに撮ることができます。
さらに背面のディスプレイはタッチ操作可能!至れりつくせりです!
こちらで更に詳細に触れています。
画質最強の中華アクションカムはこれだ!「SJCAM SJ7 STAR」
チップセット | Ambarella A12S75 |
ディスプレイ | 2.0インチ(320x240) |
バッテリー | 1000mAh |
画角 | 166度 |
MicroSD | 最大64GB |
撮影モード | 1080P(120fps)、1080P(30fps)、1080P(60fps) 1440P(2560x1440)、1440P(30fps)、1440P(60fps) 2.5K(30fps)、2.5K(60fps) 2.7K(30fps) 2160P(2880x2160) 4K(25fps)、4K(30fps)、 720P(120fps)、720P(30fps)、720P(60fps) 960P(120fps)、960P(30fps)、960P(60fps) |
WiFi | 搭載 |
サイズ | 6.00 x 4.10 x 2.47 cm 74g |
Original SJCAM SJ7 STAR WiFi Action Camera 4K
高性能&コスパで選ぶなら
ThiEYE T5e
中華アクションカムでは珍しく、4k 30FPS、FHDで120FPS、HDは240FPSに対応している機種です。パッケージがGoProそっくり(笑)
FPSが高いほど映像が滑らかになり、スローモーションにしてもカクつきが少なくなります。なので、一瞬を切り取るスポーツにはもってこいのアクションカム。1万円台の中華アクションカムではFHD(1080P)は60FPSの物がほとんどの中、120FPSはこの機種しかありません。HD(720P)では240FPSでの撮影が可能!スローモーションを撮りたいならこれ以外に選択肢は無いと言ってもいいでしょう。
もちろんディスプレイやWifiも装備しています。性能はGoPro4並みで価格は1万円代という驚きのコスパの高さ。
チップセット | Ambarella A12LS75 |
ディスプレイ | 2.0インチ(320x240) |
バッテリー | 1100mAh(1080Pモードで約100分撮影可能) |
画角 | 170度 |
MicroSD | 最大64GB |
撮影モード | 4K (3840 x 2160) 30fps, 25fps super view 2880 x 2160 / 30fps 2704 x 2028 / 30fps 2704 x 1520 / 30fps super view, 30fps 2560 x 1440 / 60 fps / 30fps 1920 x 1440 / 60 fps / 30fps 1920 x 1080/ 120 fps/ 100fps / 60 fps/ 30fps 1920 x 1080 / 60fps / 30fps super view 1280 x 960 / 120fps / 60fps / 30fps 1280 x 720 / 240fps / 200fps / 120fps / 60fps / 30fps 1280 x 720 / 120fps / 30fps super view |
WiFi | 搭載 |
サイズ | 6.00 x 4.00 x 3.00 cm 58g |
ThiEYE T5e WiFi 4K 30fps Sport Camera
ディスプレイ搭載高コスパ機種
いくら安くてもディスプレイが付いていないと、動画の確認や撮影モードの切り替えに時間がかかってしまいます。
MUSON アクションカメラ 4K 防水
Amazonでベストセラーの人気アクションカム。性能は平均的ですが付属品が豊富なのがポイントです。
この価格でリモコン付きのアクションカムは珍しいです。さらにバッテリー2個に全てを収納できるケース付き!これで1万円を切る価格は凄い。売れてるのも納得ですね。
同じ中華GoProでも、やはりAmazonで購入できるというのは安心感がありますよね~。
チップセット | 不明 |
ディスプレイ | 2.0インチ(320x240) |
バッテリー | 1050mAh(1080P 60fpsモードで約50分間撮影可能) |
画角 | 170度 |
MicroSD | 最大32GB |
撮影モード | 4K (3840 x 2160) 25fps 2.7K (2688 x 1520) 30fps 1080P (1920 x 1080) 60fps / 30fps 720P (1280 x 720) 120fps / 60fps |
WiFi | 搭載 |
サイズ | 5.93×2.46×4.11 cm 65g |
Elephone ELE Explorer 4K Ultra HD WiFi
2インチディスプレイ搭載で1080P(1920 x 1080) 60FPS、720P (1280 x 720) 120FPSで撮影可能。1万円前後の激安中華GoProでは画質がいいほうだと思います。
Elephoneというスマホメーカーの製品です。日本でもスマホを販売しているのでメーカーとしての安心感はありますよね。しかし、この商品もAmazonではぼったくり価格・・・。GEAR BESTでは1万円以下で購入可能です。動画を見る限りキレイに取れているのでコストパフォーマンスは抜群ですね。
チップセット | Allwinner V3 |
ディスプレイ | 2.0インチ(320x240) |
バッテリー | 1050mAh(1080P 60fpsモードで約2時間撮影可能) |
画角 | 170度 |
MicroSD | 最大64GB |
撮影モード | 4K (3840 x 2160) 15fps 2.7K (2688 x 1520) 30fps 1080P (1920 x 1080) 60fps / 30fps 720P (1280 x 720) 120fps / 60fps / 30fps |
WiFi | 搭載 |
サイズ | 5.90 x 4.10 x 2.40 cm 62g |
Original Elephone ELE Explorer 4K Ultra HD WiFi Action Camera
強力な手振れ補正搭載
Gitup Git2
中華GoProの中でも非常に優れた手振れ補正を搭載しています。
アクションカムは本体が軽い為、ブレが大きくなりがちなのですが、この手振れ補正のおかげでブレがだいぶ軽減されます。1万円代の中華GoProでは頭一つ抜けている感じです。というかこの価格帯では考えられないほど。
さまざまなバージョンが発売され、パナソニック製センサーの「Gitup Git2P」と、ソニー製センサーの「Gitup Git2」が存在します。
映像の色味などが若干ちがうのでお好みで選ぶことができますよ!
海外での人気も高いカメラです。
チップセット | Novatek 96660 |
ディスプレイ | 1.5インチ(960 x 240) |
バッテリー | 950mAh(1080P 60fpsモードで90分間撮影可能) |
画角 | 170度 |
MicroSD | 最大64GB |
撮影モード | 2160p〜2880 x 2160〜24fps 1440p〜2560 x 144o〜30fps 1440p - 4:3 - 1920 x 1440 - 30fps 1296p〜2304 x 1296〜30fps 1080p〜1920x1080 - 60fps、30fps 1080p - 4:3 - 1440 x 1080 - 60fps 720P - 1280 x 720 - 120fps、60fps、30fps WVGAビデオ - 848 x 480 - 30fps VGA - 648 x 480 - 240fps |
WiFi | 搭載 |
サイズ | 5.90 x 3.00 x 4.10 cm 64g |
Gitup G3 Duo
「Gitup Git2」の後継機種で、様々な改良がされたモデルです。
「GoPro Hero4」や「SJ7 Star」などに搭載されているソニー製のIMX117 12MPを採用しています。
これにより、「Gitup Git2」より暗所の撮影でも安定して手ぶれ補正がかかるようになりました。映像もよりキレイです。
こちらの記事で「Gitup Git2」と「Gitup G3」を比較しています。
中華GoPro最強の手振れ補正!GitUp G3 Duoが安い!
手ぶれ補正を重視するならGitupシリーズは最もコストパフォーマンスが優れた中華GoProだと思います!
チップセット | Novatek NT96663 |
イメージセンサー | Sony IMX117 12MP |
ディスプレイ | 2インチタッチスクリーン(ピクチャーインピクチャー) |
バッテリー | 1200mAh |
画角 | 170度 |
MicroSD | 最大128GB |
撮影モード | 2160P HD video : 2880*2160P ; 24 fps 1440P HD video:2560*1440P ; 30 fps 1080P HD video: 1920*1080P 60/30 fps Dual FUll HD video : 1920*1080 ; 30 fps (with Slave camera) 720P HD video : 1280*720; 120/60 fps |
WiFi | ○ |
Bluetooth | ○ |
ポート | Mini USB *2 ;Micro HDMI ; Micro SD card slot |
サイズ | 59 x 41.5 x 36 mm 78g |
上位モデルに迫る性能&抜群のコスパ
Hawkeye Firefly8S
今回紹介している中で比較的新しい中華GoProです。
後発なだけあって、この価格でこの性能は素晴らしいの一言です。
まず、6軸ジャイロの手振れ補正がかなり優秀です。細かい振動も吸収してくれます。次にこの価格帯では色味がなかなか綺麗です。そして、4K@30fps/2K@60fps/1080p@120fps/720p@240fpsという動画モードの豊富さは言うことなし。同価格帯の「ThiEYE T5e」を完全に喰っています。悪いところを改善した感じでしょうか。
視野角が90度のモデルと170度のモデルがありますので、好きなほうを選べます。
これはコスパで考えたらベストバイと言ってもいいかもしれません・・・
ちなみに僕も購入しました!レビュー記事はこちら↓
チップセット | Ambarella A12S75 |
ディスプレイ | 2インチ(640 x 480) |
バッテリー | 1200mAh(1.33時間撮影可能。スタンバイ時間は5時間) |
画角 | 170度,90度 |
MicroSD | 最大128GB |
撮影モード | 4K (3840 x 2160) 30fps, 25fps super view 2880 x 2160 / 30fps 2704 x 2028 / 30fps 2704 x 1520 / 30fps super view, 30fps 2560 x 1440 / 60 fps / 30fps 1920 x 1440 / 60 fps / 30fps 1920 x 1080/ 120 fps/ 100fps / 60 fps/ 30fps 1920 x 1080 / 60fps / 30fps super view 1280 x 960 / 120fps / 60fps / 30fps 1280 x 720 / 240fps / 200fps / 120fps / 60fps / 30fps 1280 x 720 / 120fps / 30fps super view |
WiFi | 搭載 |
サイズ | 5.90 x 2.10 x 4.10 cm 70g |
HawKeye Firefly 8S 4K WiFi Sports Camera 170 Degree FOV
HawKeye Firefly 8S 4K Sports Camera No Distortion Version - 90 DEGREE LENS
性能はもちろんデザインも美しい
Xiaomi Mijia Camera Mini
スマートフォンではおなじみの「Xiaomi」(シャオミ)のエントリークラスアクションカムです。
まず目を引くのがそのデザイン。他の中華GoProとは一線を画しています。圧倒的にカッコいい・・・
そして背面のディスプレイがタッチスクリーンで、スマホのようにスワイプ操作が可能になっています。その為、操作性が抜群で直感的に操作可能となっています。
映像面ではかなり「Hawkeye Firefly8S」に近いものになっています。若干手ぶれ補正が弱いです。
ポイントとしては歪曲収差補正が搭載されているという点。他の中華GoProは画角を広げるため映像に歪みが見られますが、「Xiaomi Mijia」では歪みが上手く抑えられています。映像の歪みが原因でアクションカムを避けていた人には非常にオススメです。
残念な点は付属品が極端に少ないこと。ハウジングなどが一切ついてきません。別売りで揃えるしか無いようです。
まだ新しい機種の為、今後のファームウェアでさらなる性能の向上が見込めます。(1080P 100FPS→120FPS、720P 200FPS→240FPSに変更予定あり)
インターナショナル版が発売されました!元から英語化されているので、自分で英語化する必要がありません。
さらに詳細が知りたい方はこちら
【大人気】操作性抜群!今最も売れてる中華GoProはXiaomi Mijia!
チップセット | Ambarella A12S75 |
ディスプレイ | 2.4インチ(960×480)タッチスクリーン |
バッテリー | 1450mAh |
画角 | 145度 |
MicroSD | 最大64GB |
撮影モード | 4K(30fps)2.5K(30fps) 1080P(100fps)、1080P(60fps)、1080P(30fps) 720P(200fps) |
WiFi | 搭載 |
サイズ | 7.15 x 4.27 x 2.95 cm99g |
Xiaomi Mijia Camera Mini 4K 30fps Action Camera
Xiaomi Mijia Mini 4K 30fps Action Camera International Edition
まとめ
中華アクションカムは本家のGoProと同じように、シリーズを重ねるごとにパワーアップしています。付属品が充実しているのも特徴で到着後にすぐに外へ持ち出して撮影できるのも魅力の1つです。
なによりもアクションカムが激安で手に入るというの一般人にはありがたいことです。プロ仕様のGoProでは持て余す可能性が高いですからね。
今回は7機種の紹介でしたが、中華アクションカムはかなりの数があるので、ご自身で面白い仕様の筐体を探すのも面白いかもしれません。どれがいいのかイマイチわからない方は「SJCAM SJ7 STAR」を買えば問題なしです!1万円以下なら「Elephone ELE Explorer」で決まり!そして価格も性能も譲れないあなたには「Hawkeye Firefly8S」がベストバイです!
僕も新しいアクションカムが欲しくなってきました・・・
GearBestでの購入の仕方は下記のリンク先を参照してみてくだい。